陶芸用語 





【は 行】
・灰釉(はいぐすり)
土灰釉(どばいゆう)、 藁灰釉(わらばいゆう)など樹や藁の灰を原料とした最も基本的な高火度釉です。
・土師器(はじき)
古墳時代から平安時代まで焼かれた素地土器。
・端反り(はたそり)
器の口縁が外部に反っている形状。
・蛤口(はまぐりぐち)
楽焼茶碗などの口造りが 蛤の様に最上部が薄く尖った形状を云う。
・藩窯(はんよう)
江戸時代に藩が経営した窯をいう。
・緋色(ひいろ)
b器、焼絞、染付などの表面に中に含まれる鉄分が発色し、釉のかかってない部分が赤や茶色となって景色として現れたもの。
・緋色焼(ひいろやき)
一名藻焼。天保年間(1830-44)常鍋の陶工二代伊奈長三が白泥焼に工夫して創製したもの。 板山土で生地を作り、これに海藻を巻きつけて匣鉢(さや)に入れてやくと、海藻に含まれた塩分が生地に 触れた分だけ赤く火色を呈し、海藻の灰が特有な状態に熔けて金色になる。
・火裏(ひうら)
窯の器物で炎が直面していない部分をいう。
・火表(ひおもて)
窯の器物で炎に直面する側をいい、火表には松灰が降り掛かり自然釉(しぜんゆう)が掛かりやすい。
・ヒガキ
ところどころに火色の赤い線が交差して模様をないていることをいう
・桧垣(ひがき)
桧垣のような模様があるものをいう。朝鮮風の彫り三島には文杉などの彫りを内外に施したり 、内部にのみ施したりしたものがあり、これを桧垣三島という。形は種々あって一定しないが 彫りが深くしっかりと荒く彫ったものが喜ばれる。
・ひけきず
冷割れ(さめわれ)。
・備前焼(びぜんやき)
香登荘伊部( 現在の岡山県備前市伊部)で12世紀より焼かれている無釉の焼締陶で鉄分の多い土を使い濃褐色の肌が特徴です。
・備前茶碗(びぜんちゃわん)
古備前には茶碗が少なく桃山時代以降、大窯の時代になって作られ始めました。元来備前の土は非常に緻密で熱の伝導が早いため 茶碗に不向きとされていたためですが茶の湯の流行とともに茶陶として流行されるようになり火襷や榎肌のものが珍重されました。
・紐づくり(ひもづくり)
紐状の粘土を巻き上げて紐をつぶしながら形を整え目的の器を作る成形方法です。
・ひっつき
とじつきともいい、窯内の隣あった器物が密着したために生じた痕跡をいう。 茶碗や茶人では景色として珍重されることもある。
・平物[ひらもの]
轆轤の成形した口が広い器物。 皿、茶碗、丼の類。
・袋物[ふくろもの]
壷や徳利等の袋状で内部に空間のある形の焼き物をいう。
・船徳利[ふなとっくり]
下部が広がっていて底が平面になっている徳利の一種で丹波焼、 備前焼などにみられ、船が揺れても倒れないようにしたものとされています。
・分銅(ぶんどう)
分銅秤の重りの形をした向付(むこうづけ)の器形をいう。 又は備前焼の金重家が用いた陶印
・篦彫り(へらぼり)
素地に箆(へら)で彫りこんだ図柄こと。
・篦目(へらめ)
成形の時用いたへらの痕が焼成後に残ったもので、本来は目ざわりとされたが 茶人が景色として見所とし賞美したところから茶陶に意識的に入れられるようになった。 特に備前焼など焼き締め陶に多い。
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(最終更新日 2014.04.17)