天保窯

融通窯として大窯の規模を縮小した天保窯

天保窯 天保窯の桟部分
天保窯 天保窯
史跡 天保窯跡
天保窯

伊部駅北側に、備前市指定文化財 「天保窯」があります。 この写真は 天保窯跡を撮影したものですが、 その説明は案内板に旨くまとめてありますので、原文のまま紹介します。

昭和40年末頃の天保窯

備前市指定文化財
        天保窯
 
  昭和16年10月6日指定
江戸後期まで南.北.西.の三大窯で多量生産していた備前焼も、藩の保護 の減少や燃料の関係で大窯の融通窯として規模を縮小した三基の小窯が 造られ古備前の壷、茶器、花器、角徳利など小形の品が生産された。
天保窯は、そのうちの一つで、天保3年(1832)ごろ築窯され、初め五室で あったものが、補修、改修されながら、昭和15年ごろまで焼き継がれた。
備前焼の古窯で、原姿をとどめているのは、この窯だけである。
構造は、それまでの穴窯形式のものより燃焼効率がよく、大窯の1/4の十数日で 焼きあげられ、経費の節減、品物の回転を早めることのできる備前焼としては 画期的なものだった。
昭和53年に、岡山県陶友会が中心となり、備前市観光協会の協力によって 保護屋根を設置したが、乾燥し崩壊が進むので、60年に再び陶友会が中心となり、 岡山県郷土文化財団の助成を受け、窯体を樹脂加工で強化保存工事を行った。
             備前市教育委員会
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(最終更新日 2002.02.07)