茶道具と備前焼
茶道具の時代的特徴を説明しています。
 茶碗茶碗の歴史
時代 内容
桃山 茶人の注文により焼かれている。
ねっとりした土味で重量感があり、胡麻が掛かったりしている景色。
高台は付け高台が多い。
江戸 伊部手が多い、桃山時代の付け高台と同じで、形は小ぶり。
中期から末にかけて重厚感のない作りで景色のない作が多い。
この時代贋物も多く作られている。


 花入花入れの歴史
時代 内容
桃山備前では矢筈口(やはずくち)、福耳、垂れ耳が多い。
轆轤目はあまりなく茶褐色で各種の窯変があるものが多い。
江戸伊部手が多い、厚みが薄く轆轤目が多く箆目は少ない。



 水差水差しの歴史
時 代 内容
室町
中期
転用された物と水差として作成された物がある。
水差は村田珠光以降
室町
末期
末期頃より矢筈口水差は焼かれているが 単口水差が多く、
矢筈口耳付き水差は比較的少ない。
ねっとりした土味で肉厚で重量感がある。
桃山水差の種類は20種類と増える。
景色は窯変が多く華やかで特に胡麻が多い。
口づくりは様々で、特に単口水差や矢筈口水差が多い
多くが耳付きで多様化している。
江戸
初期
水差の種類は20種類位。 土味もあるが伊部手が多い、
重量感がなくなってくる、全体に小ぶり、茶巾袋物が多く、
薄作りで遠州好み、華奢な感じ胡麻が多いが他の窯変は少ない。
江戸
中期
伊部手が更に多くなり変化は堅い感じで面白みがなくなる。
さらに重量感はなくなり、全体に小ぶりで景色としては胡麻は掛かっているが 窯変は少ない。
江戸
末期
箆目が多く伊部手が更に多くなる。
また重量感は中期と変わらない。
粗い土でねっとり感がなく全体に小ぶりである。また桃山の写しも見られる。


室町初期〜中期(1394〜1491)    (浦伊部窯:約100年) 
室町末期(1492〜1572)             (山麓窯:約100年)
桃山(1573〜1623)                    (織田・豊臣の時代)
江戸(1624〜1683)                     (大窯初期:60年)
江戸(1684〜1803)                      (大窯中期:120年)
江戸末期(1804〜1834)               (大窯後期:30年)
 

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