| 泉北丘陵一帯は | |||||||||||||
須恵器発祥の地 |
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| むかしばなし | |||||||||||||
| みかんは、不老長寿の妙薬 | |||||||||||||
土は生命の源 |
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| 税の代わりにみかんを帝に献上 | |||||||||||||
ここでできる須恵器は、土に水を加えて練り上げ、木をくべ火をたいて焼きあげます。 「陰陽五行説」の木・火・土・金・水・の全て網羅しているのであります。 私は、このことを美木多上の窯元で始めて知ったのです。 それというのは・・・・ あるところで、ひとりの青年が白髪まじりの老人のお尻をたたいているのに出会いました。 老人はシクシク泣いていました。 私はこの残酷な光景を見るに忍びず、青年に注意 しました。 「老人をいじめるのはいけない老人は国の宝である即刻やめなさい」ところが意外な言葉がはね返って きました。 「私は親の言うことを聞かないこの子をせっかんしているのだ」と言うのです。 青年は父親なので あり老人はその子供であったのです。父親はすっぱいミカンをちっとも食べようとしないわが子に愛のムチを打って しよっちゅうミカンを食べていた父親は若々しく全然食べない子供は老人のように老いさらばえていたのでした。このように土に育てられたミカンは人間を美しく元気にする果物なのであります。 私はここでハッと悟らされました。 須恵器の生産には多大な青春を費やすことを。 また、ミカンは無病息災の妙薬であることを- 私は税金の取立てを止めて帝のため不老長寿のミカンを沢山持って帰ることにしました。 美木多上のミカンは晩秋ともなりますと蜜柑が重い谷間の農家族の風景を展開しています。 なお、泉北丘陵地帯の須恵器つくりの伝統は奈良・平安朝時代には植田焼き行基焼として人々に親しまれました。以後、その技法は連綿として、この地で受け継がれ 、湊焼、堺焼、大仙焼、法道時焼など、ひとつの地域としては珍しく多くの窯を有する所で有ったのです。
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